ホーム内装材 > 金匠窯変板
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何千年も前に渡来してきた青銅器文化。月日を経たことで生まれる青銅色の深い味わいは、現代に生きる我々をも魅了します。

「金匠窯変板(きんしょうようへんばん)」は、当社独自の技術によって現代によみがえった青銅色の内装材です。職人の手技と仕上げに使用される最高級のイボタ蝋によって生まれる美しい青銅色は、長い歳月とともにやわらかな光沢を放ち、次なる時代にも味わい深い美をもたらしてくれることでしょう。

唯一無二の空間をつくる、現代の青銅色をお楽しみください。

碧(あお)
銅、最大寸法
1,000mm×2,000mm×0.8mmt

茜(あかね)
銅、最大寸法
1,000mm×2,000mm×0.8mmt

魅(かい)
真鍮、最大寸法
1,000mm×2,000mm×0.8mmt

漠(ばく)
真鍮、最大寸法
1,000mm×2,000mm×0.8mmt

青銅器は、紀元前何千年もの昔に銅が発見されて以来ずっと私たちの文化に根付いています。青銅器文化はメソポタミア文明から大陸・中国を経て、日本へと伝搬してきました。これまで日本でも数多くの青銅器が発掘されていますが、いずれも美しい青銅色が魅力です。

エメラルドグリーン、深い緑、鮮やかな青、茶褐色……青銅が生み出す深みのある味わいが絡み合い、長い年月にわたって朽ちることで、銅錆が形成されたそのさまこそ、美しい青銅色の完成系といえるでしょう。

金匠窯変板は、同素材の自然腐食や錆色を人為的に発色させた内装材です。当社独自の研究を積み重ね、従来の青銅発色手法では難しいとされた銅板・真鍮板での緑青の発色と固着を、見事に再現することに成功しました。

火とうわぐすりによって、模様や柄、色合いを職人の手感覚だけで微妙に調節してできあがった金匠窯変板。偶発的に生まれる緑青の柄を、人の技術で調整して自然な模様へと昇華させました。

仕上げには、緑青を固着させるためにプライマーを塗布し、蜜蝋とイボタ花(イボタ粉)で仕上げます。イボタ花とは、イボタの木の樹皮に寄生したイボタ虫が体表に分泌し、秋に羽化するときに樹皮に残す蝋のこと。他の蝋に比べて融点が高いうえにのびがよく、優雅な光沢感と耐久性に優れた最高級の蝋として知られます。融点が比較的低い蜜蝋と粉末状のイボタ花を塗布することで、美しくなめらかな青銅色を表現しています。

素材 碧・茜:銅
魅・漠:真鍮
サイズ 最大寸法:1,000mm×2,000mm
※ご希望サイズにオーダーカットも承ります。くわしくは当社までお問い合わせください。
納期 納品までの必要日数は、受注後約3週間となります。
※輸送期間を除く

※本品は受注生産品です。

・金匠窯変板は一枚一枚手作りのため、色調および柄は商品ごとに多少異なります。
・Webサイト上の商品画像の色調は、商品の色と多少異なることがあります。
・商品改良にともない、仕様・外観などは予告なしに変更することがあります。あらかじめご了承ください。
・使用環境によって多少の緑青の剥離が生じることがありますが、年月とともに自然の緑青が再び形成され、
 同化していく性質を持っています。
 経年変化により、本来の青銅色が持つ深い味わいを作り出します。